2016年11月16日水曜日

3攬雀尾(らんちゅうえい)の続き

攬雀尾(らんちゅうえい)の続きです

顔は,最初の正面から右を向いています
体は右向きよりはやや左へ回転
足は正面の方向に左足前の弓歩
左のつま先は正面より少し右に入れています
左手は肩の高さで肩の付け根の前方
あまり体から離れてはいけない
むしろ狭い感じです
左手の手のひらは少し外旋
右手は腰の横あたりで右足の膝の方向
右手は内旋して手のひらは下

これは別の敵が最初の正面の右にいて攻撃をかけてくるのに備えています
なので左手は体の前方向に真っ直ぐ出している感じです
敵は(たぶん)左手で打ってきます
左足に体重をさらに乗せ
右足が軽くなるので,右足を持ち上げながら
右手も前方に出すような感じで持ち上げ
左手は外旋して腰(ウエスト)を左に回し,
(たぶんこの辺りで相手の攻撃を受けて攻撃を左へそらすように動いている)
さらに両手を左へ回します
以上は足腰手の順です

次に,反撃に移ります
左手は内旋,手のひらを少し起こして前方へ向け
右手は外旋して
左足に体重を乗せたまま右足を前に出し,
そして足腰手のタイミングで右手が前で
その後ろに左手を置くような感じで右足前の弓歩を作ります
相手を右腕の前腕を使って押し返してます
掤です

左手は右手に接していません
右手と左手は水平よりも指先が少し上になり
互いに交差する感じです
弓歩が完成した時には両手と肩甲骨周りの筋肉が
一緒に前からの圧力を押し返している感じです
これが掤の姿勢です(合ってるか心配)
この時,含胸抜背,命門を開く,が実現されています