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2025年6月7日土曜日

高探馬について

 高探馬について少し書いてみます

高探馬は2024年の傅清泉の講習会で

体の中の作り方を教わりました

体のいろんな部分を修正してもらい

うまくできると

前に出した右手を傅清泉が推すと

その力が右足にかかり耐えることが

できます


高探馬の姿勢は、重心は右足で

左足はつま先を軽くつけ

右手は手のひら下で前方へ打ち出し

左手は手のひら上で、肘を比較的高い位置で

引きます

この姿勢に至る過程は後で説明します


大切な点はこの姿勢の時の

体の中の感じです

右足にしっかり重心を乗せるには

堤丹ができている必要があります

堤丹と、右手を前に、左手を後ろに、が

体の中で連動している感じです

さらに、これによってクワの感じも明確になります


伝統楊式太極拳の高探馬には、こうした

緻密な内容があります

作り方は文字にしにくく

日頃の伝統楊式太極拳の基本を繰り返し

練習していないと形だけを真似ても

できないようです



2024年10月1日火曜日

伝統楊式85式太極拳を毎日続けて9年目 身法について

 9年目になりました
楊式太極拳の動作を行うと
足の筋肉だけで無く
体の中に充実したものを感じられるようになりました
僕は、傅清泉先生から太極拳を
教わっています
年1回の講習会だけ、しかも
コロナ禍では3年も講習会が
ありませんでした
そうした中でも、講習会での
傅清泉先生の言葉を思い出し
ながら練習しました
足腰手が、その代表的なものです
それ以外にも弓歩の作り方
虚歩の作り方
肘の使い方
命門や背中の張り出しなど
数え上げるといろいろあります
言葉だけを聞くと
型に嵌めようとしているように
聞こえますが、そうでは
ないようです
もっと自由に
動く方がいいのではと
言う人がいましたが、
そうではないと感じています
つまり、各動作をより合理的にするには
どう動けばいいのか
を教えてくれていると実感してきています
ここで合理的とは、体の関節に無理をかけず
体全体を有機的に繋げて
指の先から腕や胸、お腹、足と
全体に張りを作っていく物だと
実感してきました
歩法と身法と言う言葉が太極拳にありますが
肘の動きなどは
身法と捉えると理解が
深まり練習にも生かせるように
思えてきました
(続く)

2024年8月4日日曜日

丹田と体の軸

 楊式太極拳を続けて

いろんな動作で丹田を感じるられるようになりました

そうなったポイントは、足腰手のようです

これは、ぼくらが楊式太極拳を習っている

傅清泉の言葉です

ここで、足とは片足からもう一方の足への

体重の移動のことです

例えば、搂膝拗歩で

後ろ足から前足への体重の移動することに対応します

次が、腰

これは中国語の腰なので、ウエストに当たります

つまり前足に体重を乗せながらウエストを

回します

この時、骨盤は回しません

これが大切です

これの動作で、ウエスト周りの筋肉が伸ばされます

体重をしっかり前足に乗せれば

自然とお腹周りの筋肉にも力が入りながら

よく伸ばされるのです

力を入れながら筋肉を伸ばすのは

筋力を鍛える方法の一つです

この伸ばされる筋肉は、腹斜筋や腹横筋などの

インナーマッスルです

こうした運動によって

これらの筋肉は鍛えられるようです

これが丹田を感じることに

つながっていると思います

このウエストを回す動作では、

体の軸をだんだん感じるようになります

つまり、体の軸の周りにウエストを回し

お腹の筋肉が鍛えれるのです

そして、それは体の軸を強くすることにも

繋がっていると思います

そのあとは、手

これは、足から腰へと伝わってきた

力を最後に手に伝えることを指します

この時、手を伸ばすと同時に

背中の方も膨らませるようにします

これが、体の中の筋肉にも良いようです

丹田というと、お腹を前に出す姿勢を

する人を見受けます

ちょっと年配の男性に多いようです

確かに、その姿勢で下腹に充実感を感じるかもしれませんが

もし、その姿勢を横から見て股関節が踵よりも

大きく前に出ていたら、自然と背中から首は

後ろになります

これでは、体の軸はできにくいでしょう

体の軸を鍛えるのは難しいと思います

また、姿勢を少し低くすると膝に無理がかかり

やすく、命門も閉じてしまい

体にいい姿勢にはなりません

注意したいものです


体の軸ができてくると、

それは今流行りの体軸になると思います





2024年6月8日土曜日

27 単鞭から28雲手

 27 単鞭から28雲手についてです

単鞭では、足は最初の正面(以下正面)に対して左方向に、
左足前の弓歩です。
左手は推掌で左方向、右手は鉤手になっています
ここからの動作です
動作の説明は読みにくいと思ってサボっていたのですが
熱心なみなさんに一生懸命読んでいただいていますので
説明を再開します
両手の力を緩めて、顔は正面に向けながら、
左足のクワを閉じて、つま先を90度内側に入れます
次に、ウエストを左に回しまながら
顔は正面の左向きへ
左手は縦の掌にし手のヒラの向きは内側、
左肘は少し外に張ります
右手はさらにその下に持っていきます
右手は左足の付け根あたり
この時、骨盤が回らないようにします
次に、左足に体重を乗せながら
両手の上下を入れ替えていきます
右足を少し持ち上げて左足の横に持ってきます
右手が肩の高さくらいになったくらいで
右足をつま先から着き、
右足に体重を乗せながらウエストを
右に回し、正面の右に右手を持ってきます
正面の右90度に近づけながら右手を縦の掌にします
そのあとは、左でやったことと
基本的に同じです
違うのは右足に体重を十分乗せたら
左足を左横に出してゆっくり移動していきます
左右の動作を合わせて一回と数え
これを5回繰り返します
そして次の単鞭に入ります
以上の動作で大切なのは
左右どちらかの足に体重を十分乗せた状態で
手を上下に移動して入れ替えること
骨盤をなるべく動かざずにウエストを十分捻ること
です
うまくできると丹田をだんだん感じられるようになります


2024年5月1日水曜日

久しぶりの講習会の準備で感じたこと

 楊式太極拳の講習会ではないのですが、
久しぶりに札幌で行われた講習会のお話です
講師は、日本に傅清泉の楊式太極拳を紹介し、
新型コロナの時期を除いて、毎年
傅清泉を招いて楊式太極拳の講習会を行っている、
日本拳友会の三代正廣館長です
楽しい中にも、厳しいご指摘を個人的にいただき
たくさん学ぶことの多い内容でした
感謝です
実は、話題はこの講習会の準備中に感じたことです
講習会は、48式太極拳です
練習したのは10年以上昔です
復習しておこうと、動画を見ながら
動作を行うと、ほぼ全ての動作で
楊式の動きが生かされます
最初の白鶴リャンチの動きも
形は制定拳ですが、体の使い方が
足腰手の楊式になります
いろんな動きで体幹を使って
丹田を感じながら動いています
びっくりです
伝統拳の動きが身についた人は
見た目ではわからない体の
使い方をしているのかと思いました
あの老師たちはすごいのだろうと
傅清泉の伝統楊式を毎日続けて
よかったと感じました


2023年10月30日月曜日

楊式太極拳は、順番を覚えた時がスタート

 友人が、ある教室で楊式太極拳を教わっています
たまに会って話をしていたら
その教室の先生は、28式の順番を参加者が覚えたら
次々と、別の套路へと変えて練習をやるそうです
24式も忘れないように復習したり
その方の太極拳を見せてもらったら
楊式の基本として傅清泉から
おそわっていることが
ほとんど教えられていません
ウエストを回すとか、足腰手とか、
肘の折りたたみとかです
開跨とか
これでは、せっかく套路を教わっても
それを深め、内容を良くするような
指導をされていないことになります
套路を繰り返すことは、運動に
なりますので、健康の役に
たちますが、基本を意識して行わないと
太極拳の内容を深めることに
ならないでしょう。
太極拳の内容を深めるためには
上で述べたウエストを回すとかに
注意して練習することが大切ですから
太極拳の内容を深めると
軸がしっかりし
体幹や腹圧が強くなり
手の動きと足の動きと
体幹の動きがつながってくる
感じがしてきます
これを得るためには、楊式太極拳の
基本を意識して套路を行う必要が
あります
こうした実感を得られないとすると
もったいないと思ってしまいます
友人に、各動作で大切にすべき点を
少し教えてあげました
役に立つと良いのですが

2023年8月3日木曜日

腸腰筋への刺激と体重コントロール

 年をとるとともに、体重が少しずつ増加しています

毎朝、体重計に乗って様子を見ています

65を過ぎてから体内脂肪指数も

じわりと増えていました

毎日の85式太極拳は続けていても

老化は静かに進むのだと思います

正月はご馳走をいただくので一番体重が増え

夏に向けて少しずつ減少し

涼しくなってくると体重が増え始めます

これが1年間の変化です

体重のフレは3kgくらいです

ところが今年は体重の減少が例年より大きくなっています

理由は、太極養生功のあとに

片足立ちで、もう片方の足を前後に揺する運動のようです

この運動のポイントは、膝をなるべく伸ばして行うことです

そうすると、腸腰筋や大腰筋をよく伸ばし

体幹を刺激することができます

回数は各足10往復です

片足でうまく立てない人は

片手を壁につけます

動かす足と反対側の手です

これを朝晩やってます

他に原因がなければ

この効果で体重が減っているようです

体内脂肪指数も減少しており

この運動の効果の可能性が高いと思っています

この運動だけで効果があるとは

あまり考えづらく、この運動が

毎日の太極拳の効果を高めていると思った方が良いと思います



2023年6月21日水曜日

太極拳の掤勁

 楊式太極拳を日々練習するとだんだん掤勁が感じられるようになってきました

うれしいことです

掤勁(ポンケイ)とは、体の中から外へ膨らむような力の感じです

24式を続けるだけでは出会えなかったと思います

掤勁を感じられるようになることに関係しそうな

ポイントはいろいろありそうです

簡単なものとしては、座腕があります

座腕とは、以前に説明してありますので

座腕を簡単に説明すると、起勢の手を下ろす動作の最後に

両手の小指側の付け根で下を押さえるようにした時の

両手の感覚です

この時に、前腕の橈骨側の筋肉に力が働き

前腕から手の甲にかけて張りを

感じることができます

この感覚を手のひらで押す動作の中で

良く感じられるように意識します

そうすると以前に話している平円の

大切さを感じることが出来ます

さらに平円を意識すると肩甲骨で

手のひらを押すことに繋げていくことが出来ます

同時に背中を後ろに張る感覚も感じられるようになります

次に、攬雀尾の最初の動作である掤です

この時も、前腕の座腕の時の感覚が

ヒントになります

この感覚を大切にすると上で述べた感覚が体中に

広がっていくようになります





2022年7月9日土曜日

歩法と堤丹(ティータン)

 伝統楊式太極拳の練習に、未経験者が参加しました

それで、歩く練習をします

弓歩を作り、ゆっくり歩いて行きます

手順は、ローシーアオブーです

左足前の弓歩を作り、

開股(カイクワ)し

ウエストを左に捻って

左足にしっかり重心を移して

後ろ足が軽くなったら

ゆっくり後ろ足を前に移動させます

左足に重心がのった時には

上半身をカカトと股関節にまっすぐのせるのが

大切です

そして足を踵から床につけて

体重を前脚に移動して行きます

前足に体重をしっかり乗せるのが

未経験者には難しいですが

体幹を鍛えることができる

体にはとても良い動きです

この前足にしっかりのってから

後ろ足を前に移動させる時に

大切なのが提丹(ティータン)です

熟練者にとっても良い練習になります



2021年7月18日日曜日

丹田について

 太極拳を行っているみなさんは、

丹田に注意していると思います

今日は、丹田について考えたことを

少しお話しします


丹田は、へその少し下にあるものを普通指します

この丹田については、以前のブログで何回か

書きましたので、興味がありましたら

読んでください


このへその下にある丹田を下丹田と呼び

それ以外に二つ上丹田と中丹田と

言う場合があります

上丹田は頭蓋骨の中で両目の間の奥あたり

中丹田は胸の中で胃の少し上あたりのようです

これらは、それぞれ

下丹田が体全体の重心

中丹田が上半身の重心

上丹田が頭の重心と考えると良いと思います


予備勢、虚歩や分脚、蹬脚などで

この三つが、真上から見て揃っていて

両足間あるいは片足のカカトと爪先の間の上に

正しくのっている感覚が体のバランスにとって

大事だと思います

それを意識して、套路を練習するのが

大切だと感じています

ただ、機械的に、いつもそうするわけでは

ないことにも注意しましょう

上半身をいつも直立させて

命門が潰れては本末転倒ですから


2021年6月14日月曜日

中臀筋と膝の安定、膝痛予防

 伝統楊式太極拳を練習するようになってから

中臀筋が発達するようになりました

お尻の両側の凹みより少し高い位置で

盛り上がっている筋肉です

それが、若い時と比べても盛り上がってます


先日、ランニングについてのテレビ番組を見ていたら

中臀筋を鍛えることが、ランニングの着地で、

膝が内側にはいらないようにする上で重要だと

いうお話がありました


中臀筋を鍛えることで

膝が安定して、膝痛を予防するのです

爪先と踵と膝と股関節が、前から見て揃う

ようになるのです


太極拳でも、弓歩や虚歩などの動作で膝が内側にはいらない

ようにすることが膝を痛めないようにするために大切です

そのためには、この番組によると

単に姿勢を注意するだけでなく

中臀筋を鍛えることも大切のようです

伝統楊式太極拳では、開クワの動作で

中臀筋が鍛えられます

伝統楊式太極拳が膝に良い理由の

ひとつがこれなのでしょう

残念ながら制定拳には、

開クワのような動作がありません

姿勢を注意しろと指摘されるだけです

優れた指導者は、その点をカバーする指導をしているのだとは思いますが




2021年2月10日水曜日

体幹を鍛える伝統楊式太極拳

 伝統楊式太極拳を毎日行うことで

生ずる体に良いことについて

これまで、いろいろ書いてきました。

今回は、伝統楊式太極拳の中で

弓歩を作りながら体重移動する動作と

体幹との関係についてです。

弓歩を作りながら体重移動する動作は

太極拳にたくさんあります。

たとえば、摟膝拗步です。

細かい動作の説明は以前

しましたので、それを

見てください。

傅清泉先生が指導する伝統楊式太極拳では、

まず体重移動して弓歩を作り、

次にウエストをひねって、

最後に手の動作を続けます。

この動きで大切なことは

ウエストの動作と手の動作の間、

弓歩の前足全体を踏み付けながら

行うことです。

しかも、骨盤は進行方向に対して斜めに保ちながら

行います。

この一連の動作によって、体幹が鍛えられると

感じられるようになってきます。

丹田に力を入れて動作を行うと言うより

結果として丹田も感じられるようになる感じです。

この動作で、体幹と関係する筋肉が引き伸ばされ、

それによって体幹が鍛えられる感じです。

力を入れながら筋肉を

ゆっくり伸ばすと、筋肉を鍛えられるのです

スロトレと似ている気がします。

伝統楊式太極拳の合理性を良く表していると思います。

2016年9月14日水曜日

足腰手

攬雀尾の続きに入る前に
足腰手について

今年も傅清泉老師の講習会に参加できました
とても勉強になりました
同じことを聞いても
こちらの練習の積み重ねで
理解が深まる気がします
そんなことの一つが
足腰手です

傅先生は動作の時に
「足腰手」と号令をかけます
それを聞いて、自分のタイミングを確認します
どうして足腰手が大切なのか

足の動きを下から手まで伝える
ということもありますが
「腰を回して手」への動作に大切さがあるようです
(中国語の腰はウエストにあたります
この辺混乱の元のようです
制定拳では腰というと骨盤のことになっています
24式の講習では
ウエストはひねってはいけないと言われました
腰痛というと骨盤の痛みではなく骨盤の少し上
の背骨の周りの痛みを言いますね
中国語の腰はこの辺り全体を言うようです
読みにくくてすいません)
これは講習会以降、85式の練習で
足腰手と頭の中で号令をかけて動作を行うことで
実感してきました

腰の動きでお腹の中が動かされて
充実する感じがします
これ健康にとても良いのでしょう
体幹を鍛える方法の一つでしょう
逆に体幹が鍛えられてくると
この充実感が強くなってきます

大切なのは弓歩の時に
提丹(ティータン)円襠開胯(エンダン カイクワ)
を意識することです
足腰手の中で
次第に弓歩が完成する感じかなと思います

そして、練習を積み重ねて感じてきたことは
足腰手は楊式太極拳の大切な内容なのではということです
楊 澄甫の発勁は動きが小さいが
威力は大変大きかったという話がありますが
その秘密には足腰手があるような気がします
足とともに背骨の周りには大きな筋肉が付いています
それを動作の中でうまく使う練習が
足腰手なのではと思います



2016年5月29日日曜日

雲手について 体幹を鍛える

雲手は、太極拳の中でも迫力のない技のように
見られていると思います
事実、太極拳の講師の中には、
「次に続くむづかしい技のための休息」と
言った人もいました

しかし、85式をやっていると
全然違うことに気づきます

大切な点は、雲手の左右の手が
体側に行くときに、
顔は、しっかり体の横を向くこと
骨盤は回さないでウエストを回して
上半身をよくひねること
上の手が体の真横に来る時、
下の手は、脇を十分開けつつ、体の脇まで来るようにすること、
それが上半身のひねりが十分かどうかの
基準となると思います
この最後の点は、傅 清泉老師の動画を、
自分の動作とどこが違うかと考えながら、
見ていて気がついたことです
あと,上下の手の入れ替えをきちんと行ってから
上体を回しながら体重移動すること

これらの
ちょっとしたことで、同じ動作が全然別の
効果を生むのを感じることが出来ました
体幹を鍛えることは,こういうことかと
感じました
それ以外にも大切な点がありますが
僕には、この最後の点がとても重要な気がしました
これを行うと、雲手は体幹を鍛える技になります
楊式85式太極拳はやはり素晴らしい