2016年5月29日日曜日

雲手について 体幹を鍛える

雲手は、太極拳の中でも迫力のない技のように
見られていると思います
事実、太極拳の講師の中には、
「次に続くむづかしい技のための休息」と
言った人もいました

しかし、85式をやっていると
全然違うことに気づきます

大切な点は、雲手の左右の手が
体側に行くときに、
顔は、しっかり体の横を向くこと
骨盤は回さないでウエストを回して
上半身をよくひねること
上の手が体の真横に来る時、
下の手は、脇を十分開けつつ、体の脇まで来るようにすること、
それが上半身のひねりが十分かどうかの
基準となると思います
この最後の点は、傅 清泉老師の動画を、
自分の動作とどこが違うかと考えながら、
見ていて気がついたことです
あと,上下の手の入れ替えをきちんと行ってから
上体を回しながら体重移動すること

これらの
ちょっとしたことで、同じ動作が全然別の
効果を生むのを感じることが出来ました
体幹を鍛えることは,こういうことかと
感じました
それ以外にも大切な点がありますが
僕には、この最後の点がとても重要な気がしました
これを行うと、雲手は体幹を鍛える技になります
楊式85式太極拳はやはり素晴らしい



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