2016年2月17日水曜日

伝統85式楊式太極拳(その2)

85式を毎日やると、いろいろ不思議なことが起こりました

まず、太極拳の套路(トウロ)を通している途中から、
体の芯からあったまってくる
これはとても不思議な感じです
遠赤外線を、頭の後ろの背中の方から
浴びているような感じとでも
言えそうな

次に、次の朝起きた時の膝が
軽くてスムースに曲がる感じです
体のメンテナンスがされたみたいに
感じます
これはとてもびっくりです
今まで、太極拳の練習の次の日は
疲れが膝にたまって
膝が重い感じがするのが普通でしたから

太極拳の練習がある日も
朝と夜寝る前に85式を通します
次の日の朝起きた時の膝の調子がとても良くなりました

夜中に布団の中で、膝を中心として
足が熱くなっているのを
眠りが浅くなった時に気付きました
睡眠中に膝を中心に
リハビリがされている気がします

睡眠中に腹式呼吸をしている
眠りが浅くなった時に
仰向けに寝ている時、
あっ、以前よりも深く腹式呼吸をしている
と気がつきました

太極拳をしている時に、体の中に芯ができてくる感じがする
そして、それが足から腰そして手の先まで
伝わってくるような感じがする
中国武術でいう勁というものかもしれません

套路(トウロ)を通した後の充実感は制定拳では得られないものです
制定拳の定式という、外見を気にするやり方とは違い
自分の体の中と向き合って太極拳をやる、という感じです
制定拳では、失敗したことに目がいってしまいますが
楊式太極拳では、むしろ出来たことに目が向くようです
自分の体を作るために太極拳をしている感じがします

以上は24式や総合太極拳、48式では
得られなかったものです
その違いはどこから来たのでしょうか

今から考えると,それは楊式太極拳が大変優れているからと言えます
楊式太極拳のポイントは次のようにまとめられます

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