体にいいのかを知りたくて
いろいろ調べてみました
そして傅清泉老師のおじいさんの傅 鍾文老師の
英語のインタビューを見つけて読んでみました
これが大変素晴らしい
last interview of Fu Zhongwen
(最近調べましたらリンクがリンク先が
無くなってました
検索で見つかったらリンクし直します 2018.08
ここにありました 2019.01
リンクが新しくなってます。 2021.05)
アメリカに招かれた時のものです
以下は、その内容です
これを読むと伝統楊式太極拳がなぜ体に良いのかが
少しづつ理解できます
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傅 鍾文は、「わたしがやっている太極拳は
楊澄甫から教わった通りのものをやっている」と言っています
傅 鍾文は、楊澄甫の家のそばに住んでいて
9歳から太極拳を習い、やがて楊澄甫と一緒に
太極拳を教えています
(傅鍾文(1903年 - 1994年)が9歳と言うことは、
楊澄甫(1883−1937年)は
29歳と言うことになります。
つまり楊澄甫の太極拳を子供の時から受け継いだと言うことでしょう。
また、楊澄甫が晩年死を迎えようとした時、
傅鍾文は楊澄甫を引き取って彼の最後を見届けています。
この時、傅鍾文は34歳です。その後、楊澄甫の遺族は
北京に移ります。傅鍾文は、楊澄甫の命日には
必ず毎年北京の楊澄甫の遺族を弔問に訪れていたそうです。
そのことは、傅鍾文の家族には内緒にしていたそうです。
傅鍾文の孫の傅清泉は、このことを数年前に楊澄甫の4男の楊振国から
教えてもらうまで知らなかったそうです。)
楊澄甫は、この太極拳を1日に8−10回行うことで
クンフーが身につくと言っていたそうです
しかも、連続しなければいけない
最初の2回はウォーミングアップ
その後の4−5回目からクンフーが改善されてくる
健康のためなら朝と夕方の2回、それぞれ1回20分づつ
で良い
しかし、武術にはならない
楊澄甫は、弟子が太極拳を行うのをずっと見守り
動作が正しくなるよう直していたそうです
また、楊澄甫は、傅 鍾文が教えている時には、
それを見守り、
どんなふうに太極拳をすべきかをアドバイスしたそうです
そして、楊澄甫は太極拳の原理の大切さについてよく語ったそうです
傅 鍾文は、「太極拳の原理を語る人は多いが、それを実行するのは
難しい。それを実行して
内面的なものと外見的なものを一致させなければならない」
と言います
「85式太極拳は20分が理想で、それより早くても遅くてもいけない。
せいぜい18−22分くらい。
遅すぎてはいけない。早すぎると筋肉は十分使えないし
遅すぎるとそれは止まっていることで、太極拳ではない。
そこには勁はない
速度は一様で、途中で止まってはいけない」
「勁があるかどうかを説明するのは難しいが
それがあれば、それを使えるのだ
十分かどうかは、体のバランスが教えてくれる
体勢を低くし、肘とウエストを緩めること
ウエストは動き出す時の軸になる
これが体の動きの仕組みである
勁はどこから来るかといえば、
太極拳からである
そのためには1日10回は必要だ
これを1年続けると勁を感じるはずだ
楊澄甫は18年これをやって
高い技術を身につけたのだ」
(続く)
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