2021年2月10日水曜日

体幹を鍛える伝統楊式太極拳

 伝統楊式太極拳を毎日行うことで

生ずる体に良いことについて

これまで、いろいろ書いてきました。

今回は、伝統楊式太極拳の中で

弓歩を作りながら体重移動する動作と

体幹との関係についてです。

弓歩を作りながら体重移動する動作は

太極拳にたくさんあります。

たとえば、摟膝拗步です。

細かい動作の説明は以前

しましたので、それを

見てください。

傅清泉先生が指導する伝統楊式太極拳では、

まず体重移動して弓歩を作り、

次にウエストをひねって、

最後に手の動作を続けます。

この動きで大切なことは

ウエストの動作と手の動作の間、

弓歩の前足全体を踏み付けながら

行うことです。

しかも、骨盤は進行方向に対して斜めに保ちながら

行います。

この一連の動作によって、体幹が鍛えられると

感じられるようになってきます。

丹田に力を入れて動作を行うと言うより

結果として丹田も感じられるようになる感じです。

この動作で、体幹と関係する筋肉が引き伸ばされ、

それによって体幹が鍛えられる感じです。

力を入れながら筋肉を

ゆっくり伸ばすと、筋肉を鍛えられるのです

スロトレと似ている気がします。

伝統楊式太極拳の合理性を良く表していると思います。

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