2018年6月4日月曜日

体の能力を育む太極拳

伝統楊式85式太極拳を毎日続ける日々です
それが体の能力を育んでいると感じています

これまで何度も書きましたが
制定拳とは全く違う変化が
体に起きて来ます

一言で言えば、体幹、体の中心を取り囲む
筋肉の張りが少しづつ強くなる
そこからの力が手足の先に伝わるような

もういい年をしているのに
体の能力が伸びていくのは
驚きです
しかも、制定拳のように体に無理が
かかっているような感じがありません
制定拳では、この動作は何をしているのか
何が目的なのか、合理的な動きとは思えない
など疑問がいっぱいでしたが
楊式太極拳ではそうしたことがないことも
原因なのかもしれません

楊式太極拳を続けていて起こる体の変化を
いろんな人は体を練るという表現を使うのかもしれません
これを感じれるようになるためには
どうも28式では不足で
やはり85式が必要なようです
このことを85式太極拳をやっておられない方や
知っていても継続的にやっておられない方には
理解し難いかもしれませんが
一定時間、楊式太極拳を続けることが
体を育てるためには必要なようです
また、傅清泉先生のアドバイスに従った動き
(足腰手とか、ウエストをねじる動きとか)が
大切だと思います

動作を覚えればおしまいの太極拳なのか
大会に出て点数をとるための太極拳なのか
他人が見て美しいという見栄えのする太極拳なのかなど
楊式太極拳は、これらとは一線を画している
ような気がします

講習会のたびに傅清泉先生が
お話しされる内容を
実感する日々です