2018年9月13日木曜日

伝統楊式85式太極拳を毎日続けて3年

この9月で伝統楊式85式太極拳を続けて3年になります
考えて見ると、毎日1回やったとして約1000回
それ以上やった日もありますから1500回とすると
1回20分として30000分=500時間
ということで小さな成果ですが
毎日続けるということは大切だなと思いました
あらためて傅鍾文のlast interviewの言葉を思い返し
継続することの大切さを思っています

1年半ほど前から、伝統楊式太極拳を練習できる教室に
変わりました
教室の練習時間に傅清泉先生から教わった
内容を教室で繰り返すことができるのはありがたいことです
制定拳と違うことをやることをはばかることもなくなりました

一方で、伝統楊式85式太極拳を毎日続けていると
ある日突然に昨日までできた動作が、うまくいかなくなる
ことに最近時々出会います
最近、少しづつ姿勢を低くして動作を行うように努力して
きたこともの原因のようです
低い姿勢の結果、どこかの動作があいまいになったのでしょう
あるいは、もともと曖昧だったのかもしれません
高い姿勢に戻すわけにはいかないので、
低い姿勢以外の原因は何かと考えて、
その理由を見つけるには時間がかかりますが、
結果としては、いくつかの動作が無意識のうちに
おろそかになり、
その結果うまくいかないということが
わかってきました

そうした時に、ヒントになったのが傅清泉先生が
講習会での様々な指摘でした
「ウエストをよくひねる」
「肘を使う」(これは肩甲骨をよく動かす事だと思います)
「動作は足腰手の順番」そのほか色々思い出しながら
ヒントを探します
また、自分がうまくいかない動作を傅清泉先生は
どうやっているのだろうと、ビデオを見て
自分の動作との違いを考えたりしました
色々わかったこともあり、その理解はまだ
多分不十分ですが、伝統楊式太極拳の
理解を深めることになったと思っています

実は、この1年で大きな出来事としては、昨年から2年ぶりに地方大会に
選手として出場したこともあります
以前にも、24式太極拳や32式太極剣に出場していました
昨年から、楊式太極拳に参加しています
2年のブランクは大きく、大会当日のコンディションの作り方や
当日までの練習の積み重ねかたで試行錯誤をすることになりました
本番予行の大切さもよくわかりました

楊式太極拳は自選なので套路を作る必要があります
何より、点数が気になってしまいます
復帰後最初の大会では思わぬミスをし、久しぶりに低い点数を取りました
若干ショックで努力を重ね、次の大会では若干点数を伸ばすものの
その次では細かいミスのつみ重ねでまた点数が下がるという繰り返しです
大会参加は良い刺激になるものですが、一方で邪念を呼ぶものでもあり
これも動作がうまくいかなくなる原因かもしれません
大会前の練習では、大会用套路の練習を優先しがちです

85式をおろそかにすべきではないということも
重要な反省点です
こうしたことを克服していくことも大切な過程なのかもしれませんね