左足前の21左摟膝拗步 からです
海底針は、掴まれた右手を振りほどいて
相手の懐に右手を差し込む動作です
まず右手を振りほどく準備をします
左足にしっかり重心を乗せて
右手の座腕を緩め
右足を半歩寄せます
右足に重心を移動しながら
右手首を肘を折り畳みながら持ち上げます
この時、親指の付け根から、持ち上げるようにします
右手の指の方向は前方を向いています
右手が顔の高さくらいにきたら
ウエストを右に回します
顔は前方を向いたままです
左手はウエストと一緒に動いて
お腹の前にきます
左足を持ち上げて
左足をつま先から下ろして
つま先がついたら
虚歩の姿勢になって
ウエストを左に回しながら
上半身を股関節から
斜め前に低くしていきます
そして右手を小指側から
斜め前方に下ろしていきます
この動作で、体の前にあった左手は
体の前をはらって体の左側になり
下を抑えます
右手が一番下に来たら、右手の
親指の付け根をさらに少し持ち上げるようにします
これで海底針の完成です
動作の意味は、摟膝拗步で攻撃したところ
相手にそれを躱されて、上手く右手首をとられます
それを、半歩後ろ足を寄せて、右手首を持ち上げ
相手の手を外します
外れなかったら、さらに右手を打ち下ろして
相手の下腹部を攻撃します
相手に密着していくので勇気の必要な動きですね