2017年4月15日土曜日

3攬雀尾から4単鞭

攬雀尾の終わりで,
起勢の正面から右側に向かって右足前の弓歩になり,
両手で相手を押しているところからです
うまくいっていれば相手は押されて倒れています
そして次の動作
単鞭です

今度は別の相手が初めの正面の左側から攻撃を仕掛けてきます
多分体当たりです

気配を感じて右足に体重を乗せたまま
両手の座腕を緩めて
右足のかかとを軸に右足を回して、つま先を
内側に入れます
上体も一緒に動きます
結果上体と両手は初めの正面の方向を向きます
さらにウエストを左回りにひねって
ウエストは初めの正面から左45度方向を向き,
さらに両手を捻るようにして体当たりしてきた
相手の方向に両手を向け相手の体当たりを受けます

相手がこちらに進んでくるのに応じて両手を縮め
縮んだ両手を上体,ウエストの順に右回りして
相手の方向を変更して
最後は起勢の正面の右斜め45度方向へ
両手を伸ばして相手を飛ばします
両手は座腕です
大切なのはここまでの動作の間,
体重は右足に乗せたままにすることです

うまく相手が飛んていってくれればいいのですが
そうならなかったとして動作は続きます

両手を伸ばしたまま
右手は鉤手にし左手は内旋させて手のひらを自分顔の方に向けます
鉤手は親指と小指の先をつけそれに他の3本の指をつけて
手の甲の付け根を前方へ押し出すようにして作ります

両手を伸ばしたまま
左足を持ち上げ右足に体重を乗せて
右足を軸に開クワして両手を初めの正面方向に持ってきます
左足は初めの左方向を向きます
顔も初めの左方向を向いて
その方向に左足前の弓歩を作りながら
左手は内旋させながら押し出し
同時に、右手は鉤手のまま起勢の正面の右45度方向に開いていきます
相手は私の左手の攻撃を受けることなります
右手の方向は左手の力が良く出るための向きです
左足前の弓歩はいつものように骨盤は足の前後に対して
斜め45度方の方向です

以上が単鞭の動きです