2022年3月21日月曜日

伝統楊式85式太極拳を毎日続けて6年目

 6年目になりました。今年の冬は

気温がマイナス10度近くなる日が

あったり、大雪で近所の道は

除雪が追いつかず、

雪が踏み固められ、

信じられないくらい歩きにくくなりました

出歩くのがグッと減ってしまいました

コロナの蔓延もあります

それで太極拳はもっぱら家の中です

幸い、10数年前に、家に手を入れた時に

一階は、無垢のフローリングの

大きなワンルームにして、あまりいろんなものを

置いていないので、太極拳ができます

85式を中断しながらなんとかですが

ここ数日雪が急速に溶けたので

もう少しで近所の大きな公園にある施設の

自由空間で太極拳ができると思います




2022年3月4日金曜日

伝統楊式太極拳の弓歩と股関節

 先日、一緒に伝統楊式太極拳を

練習している方から

単鞭の弓歩について質問を受けました

バランスがうまく取れないので

弓歩を見てほしいとのことでした

ベテランの方ですので、横から見た姿勢は

ちゃんとしています

体の正面から見ると、左手の位置は

左足の内側にあり、問題ありません

右手が少し狭いように見えます

両足の幅も靴の幅ひとつ分で

大丈夫です

さらに、左足の踵と膝の関係も

前から見て、ほぼ踵の真上に膝があり

問題ありません

膝が内側に入ると膝を痛めやすくなります

気になったのは、左足の股関節の位置が

膝よりもほんの少し外側にあることです

股関節のところを左横から

「股関節がほんのちょっと内側にあるといいと

思うのですが」とちょっと押すと、簡単に

バランスが崩れました

ということで、これがバランスがうまく取れない

原因のようです

弓歩の横から見た姿勢は、チェックしやすいのですが

正面から見た姿勢も大切です

よく初心者にありがちな間違いは

左足前の弓歩で左の股関節が大きく

左側や右側にずれることです

結果上半身はやや左右に傾きます

その姿勢をしている本人は楽な

姿勢と感じますが、安定しない、

バランスのとりにくい姿勢なのです

しかも、弓歩の後ろ足が使えていない姿勢になってしまいます

この方は、これほどではないのですが

この問題があったようです

良い姿勢は、前から見ると

左足前なら左の股関節は左足の踵の少し

内側になります

こうすると、二つの足がアーチになって

しっかり体を支えている感じになります

後ろ足の膝は後ろ足のつま先の方向です

そう説明して股関節の位置に気をつけてもらうように

アドバイスしました

安定した単鞭になりました