用意不用力は太極拳十要の一つです
これもよくわからない言葉の一つです
解説はネット上で見つかりますので
読んでみてください
以下は今のところの僕の理解です
理解としては狭いものです
「用意」とは、「何をするのかを明確に意識して行え」と考えると
僕にはよく理解できます
当然、動作が理にかなっている必要があります
例えば、傅清泉先生の「足、腰(ウエスト)、手」です
動作の見た目は同じでも、この内容を考えて動作を行うかどうかで
体に感じる効果は全然違ってきます
同じウエストをまわすにしても
腕や肩の力でウエストをまわすのか
それともウエストそのものを意識して
まわすのかで、体に与える効果は全く違います
ウエストから動くことを意識して行うことで
体の中から動作を行う感覚ができてくる感じがします
ウエストは傅清泉先生が指摘していることですが
太極拳にとって大切な感覚のように思います
「用意」をそう考えると
不用力の方は、むやみに合理的でない動作を行うな
という意味に思えます
楊式太極拳を同じようにやっても
「足、腰(ウエスト)、手」を意識しないで行うと
体に感じるものが全く違いますが、
それは不用力で指摘されたことをやっているのではないでしょうか
制定拳はそんな動きの塊に思えます
幹がなく、枝葉ばかりのような
前にも書きましたが、「足、腰(ウエスト)、手」を意識して
練習を続けると、いろんな動作を速く行ったときに
びっくりするほどスムーズに、
しかも足から腰(ウエスト)を経由して手に力が
集中する感じがよくわかるようになります
無理な力を使わないで、効果的に力を出せる感じです
これができるととても楽しいです
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