太極拳を行っているみなさんは、
丹田に注意していると思います
今日は、丹田について考えたことを
少しお話しします
丹田は、へその少し下にあるものを普通指します
この丹田については、以前のブログで何回か
書きましたので、興味がありましたら
読んでください
このへその下にある丹田を下丹田と呼び
それ以外に二つ上丹田と中丹田と
言う場合があります
上丹田は頭蓋骨の中で両目の間の奥あたり
中丹田は胸の中で胃の少し上あたりのようです
これらは、それぞれ
下丹田が体全体の重心
中丹田が上半身の重心
上丹田が頭の重心と考えると良いと思います
予備勢、虚歩や分脚、蹬脚などで
この三つが、真上から見て揃っていて
両足間あるいは片足のカカトと爪先の間の上に
正しくのっている感覚が体のバランスにとって
大事だと思います
それを意識して、套路を練習するのが
大切だと感じています
ただ、機械的に、いつもそうするわけでは
ないことにも注意しましょう
上半身をいつも直立させて
命門が潰れては本末転倒ですから