2021年7月18日日曜日

丹田について

 太極拳を行っているみなさんは、

丹田に注意していると思います

今日は、丹田について考えたことを

少しお話しします


丹田は、へその少し下にあるものを普通指します

この丹田については、以前のブログで何回か

書きましたので、興味がありましたら

読んでください


このへその下にある丹田を下丹田と呼び

それ以外に二つ上丹田と中丹田と

言う場合があります

上丹田は頭蓋骨の中で両目の間の奥あたり

中丹田は胸の中で胃の少し上あたりのようです

これらは、それぞれ

下丹田が体全体の重心

中丹田が上半身の重心

上丹田が頭の重心と考えると良いと思います


予備勢、虚歩や分脚、蹬脚などで

この三つが、真上から見て揃っていて

両足間あるいは片足のカカトと爪先の間の上に

正しくのっている感覚が体のバランスにとって

大事だと思います

それを意識して、套路を練習するのが

大切だと感じています

ただ、機械的に、いつもそうするわけでは

ないことにも注意しましょう

上半身をいつも直立させて

命門が潰れては本末転倒ですから