2022年1月4日火曜日

伝統楊式太極拳と開合

太極拳は、奥深いもので、

練習を続けていくうちに、ちょっとした動作でも

うまくいかなくなることがあります

そうした時に、どうしたらいいのかについて

ヒントを得るため

改めて各動作を捉え直し、

傅清泉先生の講習会での説明に立ち返ります

最近では、搂膝拗步がうまく行かないことがありました

右足前の動作は問題ないのですが

左足前の動作は、左膝に古い故障が

あるためか、不安定になりやすいのです

色々試行錯誤した結果、開合動作が

大切だと感じるようになりました

搂膝拗步を行うときに

まず開胯し、次に左手を外旋しながら少し持ち上げ

ウエスト(中国の腰です)を左に回すときに

左肘を肩甲骨の背骨に近いところから

左に開くようにします

開合の「開」の動作です

それによって、左の提肛を意識した動作が

行えるようになり、安定するようです

もちろんその後に、右手が閉じてくる

「合」の動作が続きます

まだ、探りながらですが

傅清泉先生が講習会で説明されていた

開合の大切さを感じています