楊式太極拳を続けて
いろんな動作で丹田を感じるられるようになりました
そうなったポイントは、足腰手のようです
これは、ぼくらが楊式太極拳を習っている
傅清泉の言葉です
ここで、足とは片足からもう一方の足への
体重の移動のことです
例えば、搂膝拗歩で
後ろ足から前足への体重の移動することに対応します
次が、腰
これは中国語の腰なので、ウエストに当たります
つまり前足に体重を乗せながらウエストを
回します
この時、骨盤は回しません
これが大切です
これの動作で、ウエスト周りの筋肉が伸ばされます
体重をしっかり前足に乗せれば
自然とお腹周りの筋肉にも力が入りながら
よく伸ばされるのです
力を入れながら筋肉を伸ばすのは
筋力を鍛える方法の一つです
この伸ばされる筋肉は、腹斜筋や腹横筋などの
インナーマッスルです
こうした運動によって
これらの筋肉は鍛えられるようです
これが丹田を感じることに
つながっていると思います
このウエストを回す動作では、
体の軸をだんだん感じるようになります
つまり、体の軸の周りにウエストを回し
お腹の筋肉が鍛えれるのです
そして、それは体の軸を強くすることにも
繋がっていると思います
そのあとは、手
これは、足から腰へと伝わってきた
力を最後に手に伝えることを指します
この時、手を伸ばすと同時に
背中の方も膨らませるようにします
これが、体の中の筋肉にも良いようです
丹田というと、お腹を前に出す姿勢を
する人を見受けます
ちょっと年配の男性に多いようです
確かに、その姿勢で下腹に充実感を感じるかもしれませんが
もし、その姿勢を横から見て股関節が踵よりも
大きく前に出ていたら、自然と背中から首は
後ろになります
これでは、体の軸はできにくいでしょう
体の軸を鍛えるのは難しいと思います
また、姿勢を少し低くすると膝に無理がかかり
やすく、命門も閉じてしまい
体にいい姿勢にはなりません
注意したいものです
体の軸ができてくると、
それは今流行りの体軸になると思います