2017年1月4日水曜日

攬雀尾の続き(4)

捋のあとです

その前に捋の動作が終わったところの姿勢の確認です
左足が後ろで,その左足に体重がかかっています
足は虚歩で右足が前
正面右方向に対して骨盤は斜めで
左の股関節が後ろです
ウエストはさらに左に回転し上体は斜め45度くらいです
両手は右手が内旋して外向き,左手は外旋して内向きです
両手は体の中心より少し左に移動しています

ここから,
右手は外旋し,左手は内旋します
左手の指先は立てた状態で右手の手首につけます

そして次の動作に入ります
体重を左足から右足へ移動して弓歩を作っていきます
弓歩が完成したらウエストを回し左手と右手の交点も
これによって移動し,弓歩が完成したのちに
さらに左手で右手を押すようにして両手を前に押します
この時,含胸抜背,命門を開く,が大切です
両手の角度は10時10分の時計の針の方向と言われました

これが擠です

制定拳では両手は水平ですが
伝統楊式では10時10分です
制定拳の形では右肩に力が入りやすく
相手に対して押す力が出ないでしょう


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