太極拳を練習しているときに少し考えた人間の脳についての考えです。
人間の脳は、人類が生き延びるために必要な能力が備わっていると
考えられます。
脳の優れた能力の一つとして物事の変化に敏感であるということがあると思います。
例えば、周りの様子でどこかに変化があれば、そこに猛獣が潜んでいる、あるいは
山崩れの前兆であるとか
それに敏感に気づくことは人類が生き延びるのに必要な能力だったような気がします
つまり人間の脳は変化にとても敏感だと思います
ところが、その変化があっても何事も起こらず、
ずっと変化しないとなると、それは気にしなくてもいいことになります。
それで、人間は飽きやすいとか、三日坊主になりがちになります
こうならないためには、脳のもう一つの能力の出番です
つまり、今やっていることの意味を良く理解して
出来たことに目を向けて、それを伸ばすことを
良く考えることです
そのためには、今やっていることについて良く
学ぶ必要があります
太極拳の場合は、その太極拳に
学ぶべき内容がある必要があります
傅清泉先生が教えている伝統楊式太極拳は
そうした内容が豊富です
しかも、動作が科学的で体中の筋肉が
相互に連関するようになっていきます
飽きない、しかも自分を育てることができる
太極拳です
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