2020年4月22日水曜日

コロナウィルスと免疫力と伝統楊式太極拳と養生功

コロナウィルスで外出が自粛され、
教室での練習ができなくなっています
コロナウィルス対策には、
様々な予防と共に、免疫力の向上が大切でしょう
免疫力と腸は、深く関係しており、
伝統楊式太極拳や養生功は腸の動きを
活発にするようです
残念ながら普通、家の中では伝統楊式太極拳を
行うスペースがなかなか無いのでは
ないでしょうか。
そこで伝統楊式太極拳の養生功が役に立ちます。
こちらこちらに、その紹介があります。

養生功の動作で大切な点は、
それぞれの動作で動かす筋肉とそれと繋がったスジを
よく伸ばすことです。それを意識して行うと
いろんなスジがだんだん繋がってくるのがわかります。
単に、準備運動の一種として行うのではなく
なるべくスジを伸ばすように動かしていくと
だんだん動く筋肉が増えてきて
それが互いのスジで繋がっていくような
感じを受けるようになります。
特に体幹と関連するスジの繋がりができてきます。
筋膜が強くなると言うことなのかもしれません
スジのつながりを意識しながら、今日はどこまでできたのかを
探りながら、毎日行うと効果が高いような気がします。
みなさん、ぜひやってみてください。

2020年3月21日土曜日

14十字手から15抱虎帰山

右手前で両手を交差させて
胸の前、少し上に張り出している所からです
体重は右足メインで
左足は爪先を浮かせています
これが十字手の完成形です

次は抱虎帰山
楊式太極拳の動作名で動物が出てくるのは
雀、鶴、虎、猴(猿)、馬、蛇です
抱虎帰山の虎は今対峙している相手でしょう
つまりかなり強い相手でしょうか
その強い相手に技をかけて
右斜め後ろへ投げ飛ばします
以下、具体的な動作です

左足に体重をかけながら
姿勢をすこし低くし
左足のカカトを軸に爪先を右に入れます
ウエストを左に上半身を回して、肩を四十五度くらいにし
左手を手のひら上で右手の下からやや斜め前に持ち上げ
右手は手のひらを内旋させ
肘を軸に右前腕を回転させてほぼ水平にし
つぎに、右足を持ち上げ
左の股関節を軸に骨盤を右に回して
さらに右足の股関節を開き
右足を右斜め後ろ四十五度に伸ばしてカカトから着き
同時に左手は頭の横へ折り畳み
右手は水平に肘から先を前に伸ばします
つぎに、右手を前にしたまま体重を右足にかけます
右足体重になったらウエストを右に回しながら左手を前に
伸ばし、右手は右膝の横に持ってきます
その後の動作は攬雀尾の捋、擠、按
とほぼ同じです
ここまでが抱虎帰山です

体の正面にいた相手は
右斜め後ろへ投げ飛ばされ
それでも抵抗してきたら
捋、擠、按で対応している感じです

按の後は、単鞭に入る動作とほぼ同じですが
途中から少し違って
肘底看捶になります

2020年2月15日土曜日

13如封似閉から14十字手

如封似閉から十字手です
これで85式太極拳の第一段の最後です

如封似閉の最後では
左足前の弓歩になり
両手で前を押す按の状態になっています

そこから、両手の座腕を緩め
右手は少し内旋、左手は少し外旋します
そして、左足のかかとを軸に
つま先と膝、上半身を同時に90度内側に回しながら
両手をひたいの前に持ち上げます
重心は左足にあります
次に肘を少し外に張り出したまま、
肘を軸に両手をおろしてきます
両手が肩くらいになったら肘もおろし始め
両手が肘より少し低くなったら
両手の先を内側に入れながら
右足を寄せてほぼ肩幅になるように
つま先から地面につき
右手前にして胸の前で交差させます
両手は肘より少し高くします
右足に体重を乗せながら両膝を伸ばし
ながら、両手を交差させたまま、
斜め上の前方に伸ばします






2019年12月14日土曜日

勁を養う

伝統楊式太極拳を毎日続けています
前々から書いているのですが
体の中のいろんな繋がりが
だんだん強くなってきているように
感じています

朝起きて、軽く肩甲骨を回した時に感じる
体全体を包むような膜の感覚
養生功十三勢の鴛鴦戯水の動き
前足に体重を乗せながらウエストを回すときに
感じる斜腹筋のはりと腹腔を取り巻く感覚
などです

養生功十三勢の各動作はこうしたことを
確認するための良い動作です
もっと練習を積んだ方から見ると、
まだまだこれからということかと思いますが
60の半ばを超えた人間としては感慨深いものです

ちょっと太極拳からずれますが
毎日の楊式と共に、週2回くらいスロースクワットを
しています
テレビで紹介されたのを真似して
肩幅の倍の足幅で、
両足のつま先は膝の方向に揃えて開き
ももは水平まで5秒で下げて
5秒であげる
一番高い姿勢では足を伸ばし切らないで
途中にして再度姿勢を低くする
上下動を10回します
ももが痛くなってくるのがスロースクワット
が効いている証拠だそうで、痛みを我慢して
ゆっくりスクワットを続けるのが大切
石井直方教授の本の受売りです
このスクワットは、楊式の動きにもいい効果があるみたいです
スクワットは養生功十三勢と85式の間にやります


2019年10月4日金曜日

伝統楊式85式太極拳を毎日続けて4年

10月で伝統楊式85式太極拳を毎日続けて4年を越えました
毎年同じようなことを書いていますが
少しつづ進歩してきてると感じています
本当に傅清泉の講習会で伝統楊式太極拳に出会えてよかったと
感じています

今もはっきり覚えていますが
11年前に傅清泉の講習会に出て
傅清泉先生が楊式太極拳をやっているのを見て、
楊澄甫の写真とそっくりだとびっくりし
感動しました
座腕や弓歩の姿勢を直してもらったら
無理無く前からの圧力に耐えられるようになり
それまで習っていた制定拳はなんだったんだろうと
強く感じたものでした

残念なことに、日常的に伝統楊式太極拳を繰り返したり
指導してもらえるような環境になかったため、
毎日伝統楊式太極拳を行うようになるまで
7年もかかりました。
最初の数年は、講習会のメモもうまく取れず、
次の年の講習会で前の年のことを思い出すような感じでした

とにかく、繰り返してよかったなという感じです
十三太極養生功をやっている時の体の感じが
だんだんいろんな筋肉の繋がりができてきたように
感じます
体に勁を感じるというような感じです
これからも工夫しながら努力を続けたいと思います

2019年8月21日水曜日

手は用いるが動かさない

傅清泉先生の講習会での言葉に
「手は用いるが動かさない」
というのがあります

こうするためには、どうしたらいいのか
わからなくなりそうですが
講習会では次のような例を話していました

傅清泉先生が小さい頃には正月に
豆腐を作ったそうです
そのために、水にうるかした大豆を
石臼にかけて豆乳を作ります
この石臼を回すのが子供の頃の
傅清泉先生の仕事だったそうです
石臼は重く子供の手の力だけでは回すことができません
体全体を使うことが必要になります
この体全体を使うのが「手を用いる」にあたり
この手だけで回そうとするのが「動かす」に対応する
ようです
つまり伝統楊式太極拳の「足腰手」の動きが大切で
これらの一連の動きの中に、手の動きも
組み込まれていないといけないということのようです
もちろん腰はウエストのことです
そのためには腕と肩の関係も大切な気がします
うまく組み込まれていれば、早く動くことも可能になり、
また、大きな力を出せるようになると思います

あと大切なのは、伝統楊式85式太極拳の練習の中で
その感覚をより深く感じられるように練習することでしょうね


2019年7月20日土曜日

太極拳はゆっくり動いて筋肉を鍛える

筋肉には、速く動くことができる速筋と
持久力がある遅筋があります
これらは筋肉の収縮速度に違いがあります
また、両方の性質を持った速筋もあるそうです

太極拳はゆっくり動くので、遅筋しか
鍛えられないと考えてしまいそうですが
スロトレのところでも書きましたが
スロトレで速筋を鍛えることができますので
太極拳でも速筋を鍛えることができます
スロトレとして効果があるためには
継続して筋肉に力を加えながら、
ゆっくり時間をかけて動作を行う必要があります。

制定拳と違い、特に伝統楊式太極拳は
片方の足に体重を乗せ続けながら
動作を行いますので効果が大きいのです
詳しくは、今までの太極拳の動作の説明を見てください。
傅清泉先生は、「正しく体重を片足に乗せると
太ももが燃えるように痛い」と言います
この燃えるように痛い状態がスロトレに必要な
筋肉にストレスがかかった状態です
「もし、そう感じなかったら正しい動作に
なっていない」とのことでした
よく動作に慣れてくると
力がいらなくなるということが言われますが
力みは取れても筋肉へのストレスはあるのです


伝統楊式太極拳が好きです