白鶴亮翅(バイフー リァンチー)からの動きで
右手をゆっくり低くして、肩より低くなったら
ウエストを右にまわし、右斜め後ろに
顔を向けて右肘から下を伸ばします
ウエストを右に回した後に、右肘の先を
斜め後ろに伸ばすように意識して動かすと
ウエストの動きもレベルが上がる感じです
体の軸もしっかりするように感じます
言葉で説明羽部難しいですが
やってみてください
同じように肘を動かせる動作は
結構あります
24式太極拳になんとなく違和感を覚えていたら、傅清泉老師の伝統楊式太極拳に出会いました。 やってみると、わー全然違うと感じて、いろいろ考えたことを書いてみます
白鶴亮翅(バイフー リァンチー)からの動きで
右手をゆっくり低くして、肩より低くなったら
ウエストを右にまわし、右斜め後ろに
顔を向けて右肘から下を伸ばします
ウエストを右に回した後に、右肘の先を
斜め後ろに伸ばすように意識して動かすと
ウエストの動きもレベルが上がる感じです
体の軸もしっかりするように感じます
言葉で説明羽部難しいですが
やってみてください
同じように肘を動かせる動作は
結構あります
楼膝拗歩の時の跨(クワ)と、前に押す手と
肩についてです
楼膝拗歩で、弓歩が完成するときに
後ろ足の跨(クワ)をさらに後ろに引くようにする
これは昨年単鞭の時に直していただきましたが
全ての弓歩に共通するようです
この動作とともに手のひらは小指の付け根から前に押し
肩はむしろ引くようにします
これは按(アン)の動作の時に、背中を引くようにしますが
それに対応する動きだと理解すると良いようです
また、肘についてもレベルの高い話がありました
提手上勢の時の後ろの手の肘は力点として
前の手の小指側の付け根の力点と互いに
引き合っているように意識して肘を動かすようにする
のです
肘は折り畳むのが基本ですが、さらにこれを意識した
動作をするように指摘されました
これは、手揮琵琶の動作の中でも行うようにとのことでした
伝統楊式太極拳は奥深いです
楊式太極拳を続けて
いろんな動作で丹田を感じるられるようになりました
そうなったポイントは、足腰手のようです
これは、ぼくらが楊式太極拳を習っている
傅清泉の言葉です
ここで、足とは片足からもう一方の足への
体重の移動のことです
例えば、搂膝拗歩で
後ろ足から前足への体重の移動することに対応します
次が、腰
これは中国語の腰なので、ウエストに当たります
つまり前足に体重を乗せながらウエストを
回します
この時、骨盤は回しません
これが大切です
これの動作で、ウエスト周りの筋肉が伸ばされます
体重をしっかり前足に乗せれば
自然とお腹周りの筋肉にも力が入りながら
よく伸ばされるのです
力を入れながら筋肉を伸ばすのは
筋力を鍛える方法の一つです
この伸ばされる筋肉は、腹斜筋や腹横筋などの
インナーマッスルです
こうした運動によって
これらの筋肉は鍛えられるようです
これが丹田を感じることに
つながっていると思います
このウエストを回す動作では、
体の軸をだんだん感じるようになります
つまり、体の軸の周りにウエストを回し
お腹の筋肉が鍛えれるのです
そして、それは体の軸を強くすることにも
繋がっていると思います
そのあとは、手
これは、足から腰へと伝わってきた
力を最後に手に伝えることを指します
この時、手を伸ばすと同時に
背中の方も膨らませるようにします
これが、体の中の筋肉にも良いようです
丹田というと、お腹を前に出す姿勢を
する人を見受けます
ちょっと年配の男性に多いようです
確かに、その姿勢で下腹に充実感を感じるかもしれませんが
もし、その姿勢を横から見て股関節が踵よりも
大きく前に出ていたら、自然と背中から首は
後ろになります
これでは、体の軸はできにくいでしょう
体の軸を鍛えるのは難しいと思います
また、姿勢を少し低くすると膝に無理がかかり
やすく、命門も閉じてしまい
体にいい姿勢にはなりません
注意したいものです
体の軸ができてくると、
それは今流行りの体軸になると思います